近年、生成AIの進化によりビジネスシーンでのAI活用が急速に進んでいます。とはいえ「AIエージェント」という言葉を聞いても、従来のチャットボットや音声アシスタントとの違いが判然としない方も多いはず。本稿ではアイリアが開発した「おしゃべりAIエージェント」を取り上げ、“本当に会話できる”AIエージェントを導入するメリットと活用シーンをわかりやすく解説します。
※本記事はアイリアの製品およびサービスを紹介するPR記事です。
DXで加速する「AIエージェント」の潮流
自律型AI/エージェント市場は2023年に400億ドル規模へ達し、医療・金融・運輸・製造など多業界で導入が拡大。2024年の調査では、企業の約22%が自社業務にAIを積極活用しています(※1)。中でも自律型のAIエージェントはますます注目されており、これからはChatGPTのような対話型AIをさらに発展させ、人間のパートナーのようにタスクをこなす自律型AIや自律型エージェントが将来普及すると言われています。
※注1:出展)自律型AIおよび自律型エージェント市場調査の発展、傾向、需要、成長分析および予測2024―2036年
https://newscast.jp/news/8858385
最新レポートによれば、こうした自律型AIエージェント市場は2036年に約80兆円規模へ成長する見込みです。ところが現状、多くのAIエージェントはテキスト中心のチャットボット止まりで、ユーザーが「会話している」と実感できる体験にはまだ届いていません。
話を聞き、考え、すぐに応える。高性能ぬいぐるみロボット

そこで注目したいのが、アイリア株式会社の「おしゃべりAIエージェント(開発名:AIしていると言ってくれ)」です。これは、人と向き合って会話しているような体験を目指して開発された“本当に会話できる”AIエージェント。画面内のアバターではなく、ぬいぐるみロボットという実体を持たせたことで、ユーザーにいっそう身近で心地よいインタラクションを提供します。
独自開発AIフレームワークと世界最速レベルの推論エンジンを用いることで、レスポンスも驚くほどスピーディ。人と会話するように音声を通じて双方向にコミュニケーションできるため、DX推進の中でも、特に顧客対応や営業支援の現場での高い満足度と業務効率化をもたらしてくれるでしょう。
アイリアのAI技術が生み出す自然な受けこたえ
「AIエージェント」は、アイリア独自の対話設計と、世界レベルの速さを持つ推論エンジンを組み合わせて誕生した対話型ロボットです。専用マイク、専用タブレット、本体(ぬいぐるみロボット)の3つのハードウェアから構成されており、タブレットにインストールした独自のAIシステムで情報を処理し、Wi-fiで本体から音声を出力しています。 愛らしいぬいぐるみの外観はもちろん、人の発話を理解し、自ら考え、自然な声で即座に応答できる点が最大の魅力。その滑らかなやり取りを支えるのが、次に示す4ステップの処理フローです。
- 音声認識(Speech To Text)
高精度な音声認識エンジン「アイリア AI Speech」を使用し、ユーザーの話しかけた言葉をデジタル処理し、テキストデータに変換。 - AI応答生成(LLM+RAG)
得られたテキストをChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)に送り、文脈に沿った適切な回答を生成。必要に応じて社内のデータベースから情報検索するシステム(RAG)を組み込む。 - 音声合成(Text To Speech)
高品質な音声合成エンジン「アイリア AI Voice」で自然な音声を生成。AIが考えた回答文を音声に変換する。 - 発話(スピーカー出力)
音声をスピーカーから発し、ユーザーに対して口頭で回答。ぬいぐるみロボットや画面上のアバターなどに動きを加え、そのキャラクターが話しているかのように表現する。
ユーザーはマイクにひと言投げかけるだけで、AIが即座に応答。途切れのない円滑な対話が生まれます。
このサービスでは、これまでのAIエージェントでは実現できなかった、「人間の話を聞き、ものを考え、言葉で返す」という自然な流れを実現。ぬいぐるみとして存在するキャラクターが話すことで、いかにもAIと会話しているように感じることがなく、生活にも溶け込んでくれそうです。
加えて、カスタマイズ性も高く、FAQや商品データを読み込ませればその場で専門的なQ&Aが可能。社内システム連携もオプションで用意されており、スケジュール確認やメール通知など秘書的なタスクも音声操作でこなします。また、日本語・英語・中国語をはじめ多言語に対応しているため、観光案内やインバウンド接客でも力を発揮。将来、生活やビジネスの頼れるパートナーになってくれるのは、愛嬌のあるおしゃべりロボットなのかもしれませんね。
高いカスタマイズ性により、あらゆる現場で活躍
「AIエージェント」は、業種や部門を問わず、人と対話するあらゆるシーンで活用が考えられます。ここでは人手不足の補完やサービス品質の向上に役立つ、具体的なユースケースを見てみましょう。
●受付・窓口業務の自動化
企業や公共施設の受付で来訪者対応を行います。あらかじめ登録したQ&A データを参照すれば、フロア案内やよくある質問に即座に回答でき、営業時間外やスタッフが手を離せないときでも、一次対応ロボットとして活躍します。
●介護・福祉現場での話し相手
介護施設などで、高齢者の方々の対話相手を務めます。利用者の話に相づちを打ったり、簡単な会話をしたりできるため、福祉現場でのコミュニケーション支援にも役立てることができます。
●営業・販売サポート
店頭接客や展示会ブースでは、商品説明を対話形式でスムーズに提供することも可能。多言語対応なので、旅行者からの質問に母国語で応対するなど、幅広いシーンで利用できます。
●専属秘書としてビジネスで活躍
メール着信の通知やスケジュール読み上げはもちろん、社内システムのトリガーにも連動。生成AI搭載の高性能エージェントに声で指示するだけで、秘書に尋ねる感覚で即座に情報を確認でき、キーボード不要の音声操作なので業務効率の向上にも寄与します。
自社キャラクターがおしゃべりAIロボットに

既存のチャットボットの多くは、外観も声も画一的。しかし「AIエージェント」は、外見・ボイスを自由にカスタマイズできる点もまた、大きな魅力です。例えば、会社や自治体のマスコットキャラクターをそのままAIエージェント化し、設定した声色で応対させることが可能。ぬいぐるみ型ロボットと画面上に表示される3DCGアバターのオーダーもサービスに含まれています。
実際、アイリアでは自社キャラクターの「あいにゃん」を模した猫のぬいぐるみロボットを製作し、さまざまな場面で活躍中。チャットボット以上に自然な受け答えを実現しています。
独自キャラクターなら、利用者に親しみやすさを与えつつブランド訴求も強化。他社と差別化できる自分だけのAIエージェントが、顧客体験を一段と印象的なものにしてくれるはずです。
導入はカンタン。詳しくはWEBから資料請求を
対話型AIは日々進化を続けていますが、「おしゃべり AIエージェント(AIしていると言ってくれ)」はすでに実務レベルで使える次世代コミュニケーションUIです。人手不足の解消やサービス品質の向上はもちろん、オリジナルキャラクター活用によるブランド価値の向上まで、幅広いメリットをもたらします。
導入の基本コストにはオリジナルぬいぐるみ3体の製作や、iPad、マイクなどの周辺機器、Wi-fi接続機契約、Q&Aデータ登録ツール、設置サポートなど、サービス開始に必要な費用が含まれています。
資料やお問い合わせは、アイリア公式サイトより対応させていただきます。音声対話型AIがもたらす新しい可能性を、ぜひ体験してみてください。おしゃべりAIロボットが、あらゆる現場のDXを力強く後押ししてくれるはずです。
※本記事はアイリアの製品およびサービスを紹介するPR記事です。