AIの事業構想を広く募集。アイデアを事業化し、具現化するための共創パートナーシップ・プログラムがスタート

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ailia.AI 編集部

ビジネスにおけるDXや、スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスへの実装など、AIの持つ利便性が人びとの生活にも少しずつ影響を与えはじめている昨今。自社でAIを駆使した事業構想はあれど、開発環境や実施に二の足を踏んでいるという企業も少なくないはず。

そうした事業者に対し、株式会社アクセルおよびax株式会社によるスタートアップ支援プログラム「ailia Universe Program/アイリア ユニバース プログラム」は、その夢を叶える大きなカギとなるかもしれない。

 このプログラムは、スタートアップ企業(起業前も含む)を対象に、構想するAIを駆使したアイデアを事業化し、具現化するための共創パートナーシップ・プログラム。エッジAIにも対応する世界最速クラスの推論向けディープラーニング・フレームワーク「ailia SDK」を初期費用ゼロで活用し、ともに新たなAIサービスの実現に向けたサポートを多角的に行うという、新たな取り組みだ。

「ailia Universe Program」の実施にあたり、主催の株式会社アクセルの常務取締役・客野一樹は次のように語る。

「ChatGPTの登場以降AIの実用化が急速に進展しており、近い未来、B2Cの領域でAIファーストのAIアプリが登場し、数百万人規模のユーザがAIアプリを使用するようになることが予想されます。これだけの規模のAIを動かす場合、クラウドの費用は数千万円から数億円になり、スタートアップの負担となることから、AIの実用化における障壁になる可能性もあります。

そこで当社は、クラウド費用のかからない“エッジAI”に着目し、エッジAIを推進する当社としてもエッジAIを使用したAIアプリの開発を積極的に支援していきたいと考えています。

エッジデバイスで動くAIアプリを世の中に浸透させることは、結果としてあらゆるアプリケーションにAIが搭載され、みなさんの生活がより便利で楽しい世界にもつながるはずです。また、エッジAIによりAIが民主化されることで、個人開発者でもクラウドの費用を気にせず、AIアプリを作れる環境も作りたいとも考えています。

当社には、エッジデバイスでAIを動かした実績が多数あります。PytorchのAIモデルをONNXに変換するところや、それをFlutterなどで実際にiOS、Androidアプリケーションにするところ、AI部分以外でもアプリ配信に伴う電子署名やライセンス管理など、トータルでAIアプリの開発を支援することが可能です。また、すでにAIモデルをお持ちで事業化をしたい場合に、シード出資も可能です。

みなさんには、AIがあるからこそ実現できる新しいアプリケーションの開発と、新しいセンスによる急速な世の中への浸透を期待しています。いまは、AIの急速な進化と一般化を目撃できる重要な時代です。ぜひ一緒に、AIの世界を加速させていきましょう(客野)」。

【概要】
「ailia Universe Program」
参加希望の方は、オフィシャルサイトの応募フォームにて必要事項を記入・申請を行い、後日、個別面談を実施します。主催側で実施の可否を判断のうえ、結果をご連絡いたします。

プログラムの詳細と応募については、下記オフィシャルサイトをご覧ください。

【URL】
ailia Universe Program
http://ailia.ai/universe/